●授業のねらい
@本講義は、学校道徳教育の中心的位置を占めている「道徳の時間」の実際を教材として取り,新しい道徳授業作り方を検討する。
A教材としては,「価値の絶対化」として、「価値の内面化」理論に基づく価値伝達型の授業(文部省型授業),及びそれを批判的に乗り越えたとされる「モラルジレンマ授業」あるいは「価値の明確化」授業を取り上げる。
B授業方法としては,前半では講義とグループ討論・全体討論を行い,後半では授業案作り及び模擬授業を行う。
●授業計画
第1回 オリエンテーション(本講義の進め方)
第2回 価値伝達型(1)−読み物資料について
第3回 価値伝達型(2)−「主人公への共感」について
第4回 価値伝達型(3)−子どもにどんな価値が形成されるのか
第5回 価値葛藤型(1)−モラルジレンマ資料
第6回 価値葛藤型(2)−モラルディスカッションについて
第7回 価値支援型(1)−「価値の明確化」(ショートストーリー)
第8回 価値支援型(2)−討論
第9回 (実地指導講師)
第10回 (実地指導講師)
第11回 指導案作り
第12回 指導案作り
第13回 模擬授業
●成績評価
出席回数,欠席者課題レポート、相互・自己評価表、特別レポートによる総合的評価。
●使用テキスト
なし。
●参考図書・指定図書等
遠藤昭彦監訳『道徳教育の革新』ぎょうせい、1991年。諸富祥彦『道徳授業の革新』明治図書、1997年。